77歳で離職証明が必要という生活保護とは
昨日、77歳の女性から相談をうけました。
年金が月5万円しかなく、アルバイトが切れて生活が苦しくなり、市役所にいって生活保護の申請をしようとしたが、
職場から離職証明を取るように言われた。長い間
働いてきた職場に、証明書の発行を頼めば理由を聞かれる、
どうしようかと思いあぐねて相談をしたとのことでした。
日本社会は60歳が定年年齢ですが、一般的な就労年齢は65歳となっています。若いうちは勤勉に働いて65歳になれば、それ以後の老後は
思いのままに生きていく、これが当たり前のくらしではないでしょうか。
80歳に手が届く年まで働かなければならない現実を当然のこととして、生活保護行政が、離職証明書を要求していることは問題です。
もちろん、彼女は、市会議員と一緒に保護の申請にいきました。