鳩山首相の辞任
6月2日、午前10時から県議団会議のため運転中の車のラジオから
鳩山首相の辞任が流れました。
辞任の声を聞きながら、14年前のことが思い出されました。
辺野古新基地建設を問う名護の市民投票で建設反対が多数を占める結果となって
当時の比嘉市長は、投票結果に反する辺野古受け入れを表明して辞任をしました。
日米合意で辺野古移設を決め、沖縄県民の84%の辺野古反対の
世論調査の結果をうけて、参議院選挙をたたかえないからというのが辞任の理由なのです。
「無責任」、「日米合意撤回をしてから辞めてほしい」などの県民の厳しい非難を浴びて当然です。
今思うことは、辺野古新基地建設反対、本土への基地の分散を許さない県民、国民の闘いが
鳩山連立政権を震撼させている現実があるということ、県民の声の届く政治は
選挙で変えられる確信をもつことです。
名護でも、困難だと思われた闘いを継続させて、辺野古の海に杭1本打たせないで、1月には、
市民の声を実現する稲嶺市長を誕生させました。
稲嶺市長は、堂々と名護市民の民意の先頭にたっています。誇りに思います。
日米合意の撤回への道は、7月11日投票の参議院選挙で、辺野古移設を許さない
県民の会のイジュさんと共産党の勝利をかちとることです。
普天間は移設先探しでは解決できません。無条件撤去にこそ解決の道は開かれます。
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