浦添市の埋め立て推進のワークショップ

すみえ

2014年08月07日 09:35


浦添市が西海岸の第二次埋め立てを推進するために、「推進に興味ある市民」を公募して1回目のワークショップが昨夜開かれました。

共産党は、自然破壊の軍港建設に直結する無駄遣いの埋め立て反対を貫いています。二人の市議が参加を申し入れたら、担当局長は議員が参加したら市民が自由に意見を出せない、という理由で拒否された。反対をしていている市民も街づくりに意見を言えないのか、参加できないのはおかしいといって、反対でも意見を出せると参加を認めた。

一連の市民不在の市政に対して、午後には市議団は市長に申し入れを行っている。
そして、1回目のワークショップである。埋め立てはいくつもの問題がある。1点目は、すでに浦添市は埋め立て地にカジノ計画を持っていること。2点目に、浦添市の埋め立てと同時に軍港建設のアセスが始まっていて、軍港と一体となった埋め立て事業となっていること。3点目に、第1次埋め立ては40億の借り入れをして、埋め立て地を民間に売却して返済に充てるとされたのが、いまだ売却されていない。市は埋め立て地を購入予定は57社あるといってきたのが、今1時の公募が不調になって2回目の売却を公募している最中である。売却できないと15億円の借入金を市民の税金で返済しなければならない。など、いくつもの問題について、参加者から質問が出たようである。結局、何人かの参加者は、このような問題含みの埋め立てを推進することに責任は持てないと、参加を辞退するなどが出たようである。
 いずれにしても、埋め立てはゼロベースで見直すと公約した市長が、選挙で勝てば埋め立て推進に変身することは言語道断です。市長の辞して再度選挙で信を問うべき。20人足らずの推進賛成者を集めて6時間のワークショップを既成事実にして埋め立て推進をしようとは姑息です。

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