沖縄県学童保育研究大会に参加
18回目の研究大会でした。
600名余の保護者や指導員、関係者が1日をかけて、
学童保育の向上のために学習、研究をおこないます。
今回は、開会あいさつを神森学童クラブの保護者がおこなっていました。 3人の幼稚園児でスタートした神森学童が3つに分離し、規模も質もともに大きく発展をしています。
私も、26年前に長男の幼稚園入学を控えて、神森学童クラブを近所の天久さんと二人で立ち上げた学童保育所つくり運動をしたひとりです。32歳の長男が幼稚園時代からから三男まで9年間を、
学童と共に生活しました。
補助金のないときの資金作りは、新聞紙の回収や空き瓶などを集めて、安謝の業者に売りにいきました。補助金の要請、学童の支援をと市役所に要請にいっても、学童を理解してもらえない、こんな時代でした。
何度も何度も浦添市への交渉をおこない、(当時,市会議員の夫は議会でとりあげ)、2年程して、当時の福祉部長が国の補助金制度を
適用して、都市児童健全育成事業として補助金を確保できました。
今、全県で9000人近くの児童が学童で生活しているといいます。今後、ますます、学童のニーズは高まると思います。 子どもの安全、安心のくらし、異年齢の集団のなかでの子どもにとってかけがえのない遊びを、放課後の学童で経験していくことができます。
学童保育は子どもの最善の生活を保障する場です。
ところが、学童の本土との格差は依然として大きく、公設公営の本土の学童と違い、保育料の格差、指導員の労働条件、いくつも改善されなければならない課題があります。
希望する誰でも学童に入れるように、学童保育に、予算を増やしてもらう、学童OBとして、議会でひとがんばりしたいと思います。
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