月収8万円のくらし

すみえ

2010年05月31日 23:14

 最近の相談者です。50代女性、ここ10年近くパートで働き、
月収は8万円くらいです。
 
 2人の子どもを育て上げ、独立させました。彼女は何とか8万円で
暮らしたいのですが、倹約しても3万円は子どもから援助を受けています。

 悪いことに、これまでの生活の為に100万円余の借金があります。
ケガをした手足の痛みが取れないので今後の事が非常に心配になって
結局,自己破産を選択し手続きをすすめています。

 借金がなくなっても、彼女が働きつづけても子供の援助がないと
くらしていけません。病気で働けなくなると、直ちに生活が困窮します。
それは彼女の自己責任でしょうか。そうではありません。

 誰でもみな、その能力にあった働きをして年老いていきます。せめて老後は
孫子と安心して穏やかにくらしたい。病気になっても、お金の心配をしないで
医者にかかりたい、当たり前と思う暮らしが今の日本ではできません。

 ヨーロッパで当たり前の経済jのルールが日本にはありません。
労働者を使いすてにして儲けを溜め込む事を優先し、税金を大負けする大企業優遇
政治があるからです。企業献金を受け取る政党が、企業の減税の為に消費税増税をしようと
参議院選挙を直前にして、マスコミを利用した消費税増税のキャンペーンが
はじまろうとしています。

 政治を変えるのは選挙です。参議院選挙で、企業・団体献金を1円ももらわず
大企業のもうけ主義に堂々と物が言える日本共産党と共に、国民が主人公の
暮らし、福祉が大事にされる日本をすすめましょう。

 

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