子どもの貧困克服のために

すみえ

2010年06月21日 22:44

 一般質問の通告を終えて、沖縄子ども振興計画の策定を求めて
要請行動をしている皆さんと懇談をしました。

 山内優子さんは、琉大の女子寮での先輩に当たり、児童相談所長を退職されて
貧困克服の為に尽力されている誇れる方です。

 パワーポイントで沖縄の戦後の歴史から紐解いて、子どもの貧困が、戦後27年間の
米軍事占領と復帰後も米軍基地が存在し続けていることが大きな根源であることを
歴史的に解明され、米軍基地の犯罪性が一目瞭然、理解することができました。




 さて、私は、3月議会でも子どもの貧困の調査なくして対策無しと知事を追及しましたが、
6月議会も、抜き差しならない子どもの貧困の克服を知事に質問します。

 米軍基地は諸悪の根源であるといわれてきましたが、戦後65年間、数世代にわたって
連鎖して増幅されてきた貧困を、いかにして連鎖を断ち切り、希望の社会にむけて
転換していくのか、貧困克服の本気度が試されています。

 今度の参議院選挙で、普天間基地の無条件撤去の立場は、
基地のない沖縄をつくりだしていく確実な道、子供たちが健やかに
育てられる社会への大きな1歩となります。

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