一般質問で知事に米軍施設建設を追及
昨2月28日は、一般質問でした。
福祉問題も待機児童、学童問題や子どもの貧困、
生活保護など、教育は9月議会で私の質問に、
金武教育長が全国より10%多い臨時教員を本採用にする
と答弁したことをうけて
1500人の本採用について質問しました。
浦添新軍港について、新年度予算で2億円、環境アセスがはじめられ
ようとしているが、浦添市長は選挙で軍港建設を争点にしていない、
浦添アンケートで賛成は5%、反対が75%であり、市民は軍港反対である。
牧港補給基地の一部返還と引き換えに、浦添市が6700万円
の退役軍人施設をつくること、沖縄県が郵便局を新築移転することは、
県民は納得できない。何故、県民の税金で替わりの施設をつくるのか、
根拠を示せと追及しました。
最初は、経過説明を避けようとしていましたが、私が、一連の交渉の資料を
手に入れていることがわかると、苦し紛れに、一部返還と交換条件とされた
17の条件を認めました。
知事は、米軍から郵便局などの移転建設などをつきつけられて、
「異存ありません」と回答をしているのです。わずか1ヵ月後にです。
屈辱、従属の交換条件を受入れを県民は認められない。
知事に答弁を求めてもだんまりをして、部長が、通常の県道建設の
立ち退き補償と同じだとの答弁にはあきれてしまいました。
米軍基地の提供や返還は、日米地位協定で規定されています。
4条2項には、返還のときは、基地内の施設に対して
日本政府は、いかなる補償義務もないと明記されています。
知事公室長も条文をよみあげましたが、アメリカいいなりの
税金のムダ使いをやめるといいません。
県民の生活が苦しい時に、福祉や教育に税金
をつかうべきときに県民の税金で米軍施設を建設する異常な県政。
65年前銃剣とブルドーザーで土地を奪われた県民が、
基地を返還させるのに、あった施設を移転建設
しなければならない第2の思いやり予算となるものです。
県民の声で建設中止をさせなければなりません。
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