ブラジル移民105周年の県議会代表の交流団として

すみえ

2013年08月24日 19:19

長い間、書き込みができませんでした。フェイスブックは、アイフォンで
なんとか情報発信できたのですが。

さる8月8日から19日までブラジルとアルゼンチンにいってきました。
県議会から派遣されて、移民105周年の式典参加と県人会の
方々との交流です。

12日間で11回飛行機に乗って、機内泊が3日とブラジルのサンパウロと
カンポグランデ、アルゼンチンのブエノスアイレスに宿泊しました。

戦前に地球の裏側にわたった1世の方々の
しのばれる開拓先没者慰霊の碑の参拝では、胸の内から熱い涙がわいてきました。

言葉も通じない生活習慣も違うなか大変困難なくらしをした開拓者と今日に繋がる
2世、3世と6世までの沖縄県人の故郷に寄せる思慕の強さに感銘しました。

田場県人会長はじめ役員や集った皆さんから熱烈な歓迎を受けました。
古里は離れて思うものということを実感しました。

ブラジルの日本領事、アルゼンチンの日本大使とも懇談をしましたが、日系人
のなかで沖縄県人が社会的に活躍していることが伺われました。県人の活躍があって、
県人会への信頼の深さがあることを感じました。

一度に写真を掲載しますが、個人的には二つのうれしいことがありました。
40年前にブラジルから留学して女子寮で1年間ともに学んだリージャさんに
会えたこと。旦那様は糸満市出身でロンドりーナ市の議員さん、カナシロご夫妻と
沖縄祭りの会場で沖縄そばを一緒に食べました。

学生時代と変わらずに元気で素敵なリージャさん、お元気でまたの再開を
楽しみにしています。

カンポグランデは、夫の叔父,伯母、いとこが住んでいます。
医者と歯医者のいとことは、何度か沖縄にも来ています。
二人の叔父はとても喜んでくれました。

ブラジルでは浦添出身で、ご近所の島袋さんの親せき、糸満市出身の哲司県議の
同級生の方にも会いました。

アルゼンチンでは、糸満市出身の翁長、神谷、山本さんら1世が歓待、会長は
神谷さんの息子さんで2世。日本語が話せないと遠慮していましたが、会話には
不自由はありません。弁護士や医者が2世、3世に多いようです。

ブラジルもアルゼンチンも、公立大学は学費は無料でした。医療費はブラジルが
60歳以上は無料。アルゼンチンは無料の病院もいたるところにあるそうです。

山本さんは、無料の病院は医者がやさしい、年金もかけてこなかったのに、
5万円支給されているといいます。国の政治が国民にしっかり向き合っています。

報告したいことは山ほどありますが、時差ボケでしょうか。すっきりしません。
とりあえずの報告といたします。

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