9月議会で一般質問しました
一般質問は、小学校で起こったいじめを問題、生活保護
オスプレイ、教育問題などをとりあげました。
ある小学校で6月に金銭恐喝や暴力、言葉のいじめをうけた
と学校に訴えたが、2日後に学校からいじめを確認できないと
言われ警察に届け出た問題です。
いじめ対策法が施行されたが、いじめとは被害者が精神的苦痛を感じたら
いじめとする定義がなされました。
被害児童や母親の訴えに、いじめはなかったという学校、警察の対応に
被害児童が傷ついて自殺を口にするまで深刻になり
転校を余儀なくされています。
教育長は、心身に苦痛を受けたらいじめであり許されないと答弁しましたが、
本件については警察の調査中ということでいじめをあいまいにしました。
恐喝と暴力は調査中でも、苦痛を感じて自殺まで口にした児童は
まぎれもなくいじめをうけていたと認識すべきです。
先日、名古屋地裁で、10年前中学の時に「きもい」などのいじめを受けた女性が
学校がいじめを認めなかったことでリストカットをするまでに傷つき、
損害賠償を求めた裁判で勝訴しています。
言葉で苦痛を受けたのに学校がいじめを認めなかったということが断罪されました。
教育長が、苦痛を受けた児童のいじめを認識してこそ、いじめを無くす学校の取り組みも
なされるのです。
傍聴していた母親からよく取り上げてくれたと感謝されましたが、「教頭先生から
「子供が死んだら学校の責任ですか」といわれたということは初耳でした。
何より、いじめを隠すのではなく、どこでも起こりうる、
いじめは学校で解決するという態度が大事ではないでしょうか。
関連記事