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2009年12月12日

美咲特別支援学校幼稚部の問題で質問する

 12月11日、文教厚生委員会には、美咲幼稚部の保護者が傍聴されました。現在、児童を通学させているみなさんが、次年度の入学希望者がすべて学べるように
自らの問題として何ヶ月間もがんばって運動をしていることに頭がさがります。このような父母の努力が、教育を前進させ、教育環境を改善させていくのです。

 私の委員会質疑の中で、沖縄県が過去10年間で少子化
で児童生徒は10%減っているが、障害児は14%増えていることを明らかにしています。

 私の質問の論点は、ひとつに、07年の法改正によって、教育をうけるのに、教育委員会がどこに行くのか決めていたのを、保護者の意見をきいて決めなければならないとされたことです。
 この間の教育長の答弁は、「総合的に判断して(幼稚部か、地域か決めていく」ということをくりかえしていました。
教育長の考えは、1クラスの予算しか組んでいないから、今回は5人枠をはずして8人で1クラスにすれば、8人を超えた児童は、市町村の幼稚園にきめてもらう。この考えに終始していました。
 
私は、法律でも、保護者の意見が重要視されていること、障害の種別だけでなく、児童の個別の事情を考慮してどこで教育を受けるか決めなければならない、これが文科省通知でも指摘されている、ことを教育長に質問しました。
 昨日美咲幼稚部の入学説明会で8名の方がどうしても入学を希望すると回答しているようです。
保護者が教育を受ける主体になれば、幼稚部で受け入れるには、どうすればいいのか、2クラスでたりるのか、教師も1人でできるのか、クラス増設、教師の配置、など抜本的に見直さなければならない、ことを指摘し、委員会では2クラス増真での答弁をひきだしました。

 私は、特別支援教育の抜本的に見直しをしていくときだと考えています。
幼稚部や高等特別支援学校などの再編計画が立てられているが、県は、 これまでは、生徒が増加すれば、校舎内を仕切って教室を増やしたり、学校の教育に必要な農地をけずって教室をつくる、このような対応をしています。今回、各地で問題となっているのは、通学区域の見直しで、在校生の保護者が不安を訴えていることには、在校生は経過措置で従来の学校に通えることが確認されました。いずれにしても、みなさん普通学校より、遠距離通学になっていることには、負担が大きいのではないでしょうか。

 各学校とも、設立の児童定員によって、
敷地面積や校舎などの施設が造られています。だから、当初の定員の1・5倍や2倍の生徒数といえば、、当然教職員もふえます。
高等支援学校は45人の定員に109人が希望しています。那覇地域に高等支援学校の分離校をつくるなど、新たな学校をつくることをふくめて考えるときです。教育長に強く指摘しました。


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Posted by すみえ at 11:13│Comments(0)県議会
 
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