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2010年03月27日

ケアマネジャーの研修費の有料化案を否決

 3月25日の本会議は意義深いものでした。

予算案に、県議会史上初めての組み換え動議を渡久地議員が提案しました。
可決はされませんでしたが、カジノ予算1019万円をやめて、
暮らし、福祉にまわすこと、インターナショナルスクールに寄付金が集まらないから
3億9500万を税金で充てる、というのは、沖縄の教育に貢献している
私立学校の老朽校舎改築に助成をしていないこととの整合性はない、私学助成や30人学級に
予算をまわすこと、など18億5000万円のむだ使いをやめる提案でした。

 私の討論は、ケアマネジャーの研修費を有料化する議案に反対しました。
研修費を個人負担にすることは、応益負担といって介護を受ける人に1割負担を導入してきたことと、
介護労働者の低賃金をそのままにして、受益者負担といって負担を増やすことの同質で
社会保障としての介護保険制度の根幹にかかわる問題である。 応益負担の改善を国に求めるべきではないか。

 沖縄県の1500人のケアマネジャーのうち23人の正規の人の平均賃金で、
2万は負担できるといっていることも、低賃金で働く非正規の実態を反映していない。
「何でも屋」と称して宅老所探しなどで走り回っているケアマネジャーに
負担させることはできない、と反対の討論をしました。議案は反対多数で否決されました。

 教職員定数を削減する議案の反対討論は、県民の運動に押されて知事が
小学校で30を人学級を実施するといった選挙公約に反すると指摘しました。
 知事は公約守り、30人学級を小学校で実施すべきです。
教職員給与は、標準定数法に基づいて、財源は国から出ているが、臨時任用で813人、加配853人の教員が
非正規で働かされています。正規雇用でおこなうべきと討論しました。
 社大の新垣議員が一緒に反対をしましたが、定数削減は可決されてしまいました。


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Posted by すみえ at 21:44│Comments(0)県議会
 
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