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2013年10月30日

福祉、教育の閉会中の委員会審議

今日まで、文教厚生委員会の閉会中審議でした。
一昨日、豊見城市学童クラブの問題で陳情者の参考人質疑を提案して審議を終えて、今日は執行部との議論でした。教育では、八重山教科書の採択で、法に従って教科書を採択した竹富町に対して文科省が是正要求を県に支持した暴挙に対して、国の圧力に屈するなという立場で質問しました。
 自民党の照屋委員は、県を飛び越えて政府が直接竹富町に是正要求できないのか、などと教育行政や法を逸脱するようなことを質問していました。
 そもそも、2年前、自民党の国会議員が、東京に県の担当課長を呼び出して
何が何でも育鵬社教科書を使わせようと政治介入をしたが、県が法に従って毅然として屈服しなかった。これを今日まで、執拗に服従させようとしているのが、文科省の是正要求なるものです。
 2011年8月、八重山地区で公民の教科書の採択に向けた教科書を選定する会議で、町長が自衛隊誘致派の与那国町の教育長は、読み比べて選定をする教科書を「読んでいない」と教育者にあるまじき発言をしています。
 戦争を賛美している団体の発行している育鵬社教科書を強引に押し付けることは法的にも認められません。県教育委員会は6人の委員で構成されています。今晩は、3回目の勉強会を行うと教育長が話していました。「法の解釈がいくつもある」、自由法曹団の声明にある旭川学力テスト裁判の最高裁判決は、「まだ勉強していない」といったのが気になります。
 教科書無償措置法、地教行法という矛盾した二つの法律が改定されず、現時点では、竹富だけでなく、石垣、与那国にも同一教科書を決めるために努力を求める県教委の立場だと教育長は明言しました。その立場は変わらないという教育長に自民党の政治介入に屈しないで頑張ってもらいたい。他5人の教育委員にも、良心と法に従った判断をしてもらいたいと願います。 


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Posted by すみえ at 21:28│Comments(0)県議会
 
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