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2014年05月31日

台湾、香港の港湾視察

5月27日から30日まで、那覇港湾議会で台湾と香港視察でした。台湾の建物は断水に備えて屋上に小部屋のようにした
水タンクが設置されていました。台湾、香港の港湾視察


沖縄と最も近い物流と観光、経済活動に連携をしていく地域として
調査に参加しました。台湾の北から南まで新幹線で移動しました。

台湾は、2300万の人口で、台湾内で消費するだけでも多量の物流
が必要で、台湾政府が全体の港湾の位置づけをして、基隆港、台北港
高雄港、それぞれの目的に沿った港湾政策を行っているようでした。

基隆港は、15の埠頭に32基のガントリークレーンが設置されています。台湾、香港の港湾視察
台湾、香港の港湾視察
台湾、香港の港湾視察
台湾、香港の港湾視察
台湾、香港の港湾視察
台湾、香港の港湾視察
台湾、香港の港湾視察

埠頭は民間企業に貸し付けて、ガントリークレーンの設備もその企業が
行っています。台北港、高雄港も埠頭は民間企業に貸し付けていました。

香港港は世界で4位の物流を擁していて、政府用地の8バースを、5つの会社で
運営していました。日本や米国、世界の大企業が埠頭管理をしていて
ガントリークレーンは写真で見るように林のように並んでいました。

世界と競争する港湾との比較でなく、那覇港は、台湾や香港という身近な
アジアの国々と、クルーズ船による観光、県産品を3000万人市場に提供する
システムつくりをして、沖縄地元業者の経済活動を支援していく、それが
重要ではないかと考えます。

国際ハブ港湾という無謀な計画はやめて、台湾、香港との提携を積極的に進める
という課題を見つけたことは視察した大きな収穫です。
写真は850メートルのクルーズターミナルの上階です。世界最大22万トン級のクルーズ船が
寄港できます。一度に100人の入国検査が可能な施設で、すでに6000人乗りは
寄港済みということでした。那覇港は3000人規模が寄港しています。台湾、香港の港湾視察



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Posted by すみえ at 11:06│Comments(0)県議会
 
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