てぃーだブログ › こんにちは ニシメ純恵です › 子育て支援 › 子どもの貧困ー県女性団体連絡協議会の研修会に参加

2010年08月28日

子どもの貧困ー県女性団体連絡協議会の研修会に参加

 子どもの貧困ー県女性団体連絡協議会の研修会に参加「子どもの貧困」の解決を考える県女性団体協議会の研修会に参加しました。

 沖縄タイムス社会部の与那嶺記者の基調報告は、資料を添付して
様々な角度から子どもの貧困をリアルに語ってもらい、45分
ではとても時間はたりませんでした。

 3人のパネリストによる発言も、3人3様に現状が理解でき、日本国憲法25条の
生存権の保障はどこにあるのか、参加者に問題提起がされたものと
思います。

 母親大会連絡会の渡久地さんは生活保護の最低生活費は、
憲法25条に照らして「健康で文化的」とはなっていないなど掘り下げた問題提起をされました。

 高教組女性部の稲福さんは、高校生の貧困が親の代から
連鎖されている実態を発言され胸の痛くなる思いでした。

 母子寡婦連合会の仲村さんは30代になるでしょうか、お子さんの難病
と懸命にたたかっています。莫大な医療費の負担を親戚のカンパ活動で
支えてもらったり、自分の生活も大変だけれど、子どもの命を救ってくれた
看護師の資格をとって人様の役に立つようになりたいと、前向きの気持ちを
伝えてくれました。素晴らしい方々の話をきけました。

 私は、母子寡婦貸付を、県議会でとりあげ、国会や各地の取り組みで保証人無しに、
緊急小口資金は5万円から10万円に改善させたことなどにふれ、
当事者のみなさんが、声を上げ、運動すれば政治は変わる。30人学級は
何年間も全国で署名運動をして要請行動を続けて
来年30人学級に向けて動き出した。
 「学費の完全無償化、子育ての社会化」を与那嶺記者が提起していますが、
子どもの貧困をなくすために、県や県議会に陳情を出してもらい、実現にむけて
行動をしましょう。と、発言しました。
 
 各地から、婦人のリーダーが参加されている研修会で深刻な
「子どもの貧困」問題を議論できたことは画期的ではないでしょうか。
貧困克服の大きな1歩となるでしょう。
 写真は、開会あいさつの大城副会長さんです。


同じカテゴリー(子育て支援)の記事
夏祭り
夏祭り(2012-07-08 09:00)


Posted by すみえ at 20:03│Comments(0)子育て支援
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。