東門市長に泡瀬埋め立て計画の撤回を求める

すみえ

2010年08月19日 22:03

8月19日、沖縄市の東門市長に泡瀬埋め立て事業の撤回を
求め申し入れました。共産党中部地区委員長、池原市議、前宮市議と県議団
で面会しました。

 わずか30分の時間でしたが、市長の市民不在の市政運営、
選挙で約束した4党協議を破って平然としている、およそ民主主義のイロハを
知らない市長の発言に愕然とさせられました。

 4月の市長選挙で、「見直し案」の策定後は「市民、支持者らと話し合う」
と市長は明言していたのです。

 前の埋め立て事業は、高等裁判所において、経済的合理性について
「相当手堅い検証が必要」、「公金の支出、契約の締結又は債務
その他の義務を負担することは違法」と判決が確定しているものです。

 嘉陽県議団長は、「見直し計画案」について独自に分析をして、席上、
市の経済合理性の根拠は、過大な需要予測に基ずくものであると
具体的な数字を示して反論をしましたが、市長には理解できなかったようです。
「見直し計画はベスト」だと根拠のない言い分を繰り返していました。

 市の財政破綻を招く危険のある見直し計画の撤回と
経済的合理性を検証する市民に開かれた民主的な場を
もうけることを強く申し入れました。

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