侵略戦争美化の教育をすすめる自由社・育鵬社の教科書は不採択に
八重山地区の教科書採択の期日が迫り、玉津協議会会長の
民主主義のルールを破り、侵略戦争美化などの問題含みの教科書
採択への抗議行動が日増しに大きくなっています。
17日には、石垣市内で350人の抗議集会で反対決議が採択され、
20日には、決議を携えて玉津会長への要請行動が報道されました。
教職員関係者や戦争体験者の声、とりわけ、
集団自決から生き残った吉川さんが声をあげています。
報道によると、72歳の吉川さんは、「日本の教育が右傾化しつつある。
そのような教育の改悪の流れに八重山地区が乗ろうとしている」
と厳しく指摘しています。
戦争の傷を背負って戦後を生き抜いてきた沖縄の高齢者には
軍国少年を生みだした教育に後戻りさせてはならないという痛苦の
思いがあります。
戦後世代が増える中で、歴史教科書に戦争の真実をしっかりと
記述させることが重要です。
間違った歴史記述の自由社・育鵬社の教科書が全国で選択肢の
中に入れられていること自体が問題であり、
選定教科書から除外することが必要です。
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