幼稚園教育は大変な事態です
9月23日は秋分の日ですが、幼稚園教師との
学習懇談会と県学童保育研究大会に参加しました。
浦添市内の幼稚園教育はすすんでいる、といわれている
ようですが、劣悪な教育環境の中を教員が
頑張りすぎるほど頑張らされていることがわかりました。
4歳児保育を導入して、4,5歳の2年間を
小学校と併設した幼稚園で遊び、学んだこどもたちは、
不安なく1年生のステップを踏むことができている。
ということを誇らしく語った教師。
その反面、50代が定年を迎える3年後は、50代は
4人しか残らず
40代は2人しかいない、という正規教員
の実態に、愕然としました。
30代で副園長にならなければならない事態も
迫っているため、30代の教員がプレシャーを感じていると訴えました。
理由は、子育て最中のためだからです。
構造改革の政治のツケが深刻な状況を生み出しています。
緊急に、正規教員の採用に乗り出さなければ、
幼稚園教育は取り返しがつきません。
事務員がいないため、職員室には副園長しか残らず、
具合の悪くなった園児のため、鍵をかけて出かけたり、
運動会の練習のため鍵をかけて運動場に出る事態。
臨時教員は月12万ほど、休みが多いと10万余という
聞けば聞くほど、抜本的な手立てが必要です。
次年度の採用は大幅に、採用試験年齢を撤廃して
非常事態を乗り切らなければならないでしょう。
保護者の皆さん、一緒に、教育を守るため
事態の解決に力を合わせましょう。
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