八重山教科書問題
子どもの成長や発達に合わせた教科書が選ばれて、
学校で教師が教育を行っていく、この大事な教科書の選定が
八重山では、育鵬社の公民教科書の強行を
許さない住民の闘いがつづいています。
10月6日は、県議会の文教厚生委員会でした。
前夜のQABニュースで、八重山PTA連合会長の
平良さんが、8月23日の公民選定においての
玉津教育長の発言を告発していました。
「教科書は見なくてもいい、見ていると言えばいい」
それに疑義をはさむと「発言ストップ」といわれたという
証言でした。
委員会では、事前に入手していた8月23日の会議録を示して
教育長に、教科書は見ているとと言えばいいという玉津
の会長資格が問われる、会議録の公開を早急にと求めました。
大城教育長は、「ゆゆしき発言・・」と答弁しました。
玉津会長の一連の規約変更などの独断専行や選定委員の
入れ替えも問題ですが、
「教科書は見る必要があるのか」と言っている委員が育鵬社に賛成、「読む時間がない」
「調査員の報告しか見てない」という人が育鵬社に賛成という、
異常事態です。
歪んだ歴史観にもとづく育鵬社公民教科書の
選定ありきの協議会は無効という以外ないでしょう。
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