2010年03月20日
ガス施設建設の問題

旧健康増進センターが温泉を掘削して、5年前からジスタスで温泉利用がされてきました。
1560メートルの地底から温泉水と同時に水溶性ノガス・メタンガスが出ているのを、
電気に換えてエネルギーとして利用するという施設のようです。
これまで空中放出してきたガスを温暖化防止のために電気に変えて使うための
施設建設に、国が補助をして進めている事業です。今朝の新聞で南城市のユインチホテルで
同様なガス開発の記事が掲載されています。
地域住民には、何の説明もなくガスホルダーの巨大タンクが突然に
設置をされて不安と心配が出て市や県に問い合わせても、
関係ない、わからない国の許可事業だからといわれてきました。
要請の中で、「住民の承諾がないため施業にストップをかけている」という答弁がありました。
知念自治会長は、2月下旬に、説明会のビラをもらった住民から
知らせを受けてはじめてガス施設のことを知ったということでした。
総合事務局に続いて県の観光商工部に要請を行い、県民の不安の中で、
許可は国だからではすまない、と県の協力をもとめ、県も応じました。
いずれにしても、地盤の沈下やガス爆発の恐れに対して、
法律で定める半径50メートル以内の17世帯を説明の対象にしているのみならず、
住民に納得のいく説明は無く、目の前にある100世帯以上の
県営団地などに全く説明が無かったことは問題です。
明日夕方、早速住民説明会を開くことにしました。琉球大学の地質関係の専門の教授も参加されます。
Posted by すみえ at 09:16│Comments(0)
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