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2010年03月22日

ガス施設住民説明会

 3月21日午後6時から住民説明会がおこなわれました。

 沢岻高層団地の集会室に準備したイスが足りないほどの参加でした。
いつのまにか、目の前に大きなガスタンクが造られた住民にとっては
不安がいっぱいだったことでしょう。

 法律で定める半径50メートル以内の住民に説明をしたといっても、
現実に目前にあるタンクは、関係ないといってすませることはできません。

 琉大の黒田教授は、平成10年に、医療福祉事業団が温泉を掘削した時に、
地盤沈下問題で検討をされた方で、地盤沈下について説明されました。

専門的な説明をされ、1日300トンのくみ上げの許可であるので、
沖縄県の降水量から計算して、1000トンをくみ上げても問題はない、というものでした。
それでも、みんなが納得したようではありません。

 ガスは水溶性ガスで、現在空中に放出しているのを、タンクにためて、
排出を減らして温暖化防止に努めていくのがこれからの環境対策になる。
危険だが、空気よりかるいのでプロパンより危険でない。この説明には、住民の異論もでました

 危険をなくすために、消防署や色々な手続きをふんで、許可を受けている。との説明に、
住民は、温泉を掘削する当初から、説明がなく、
排水風などによって、クーラーが利かない大変な生活をさせられて、
市役所に言っても、県に行っても何の対策もなかった。と厳しい意見がありました。

 毎日生活をしている住民の立場を全くかえりみない行政のやりかたに、
大きな不満をもっていることが、時には、激しい言葉をやり取りする場面にあらわれました。

 今後も、住民の疑問や問題点にていねいに対応していくことを確認しておわりました。
 法律の範囲内ということで、行政が進めることが、後で住民に被害を及ぼしたりするなど
法の基準には全面的な信頼をおくことができない、
ここに、行政と住民の隔たりがあることを行政は肝に命じるべきです。


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Posted by すみえ at 12:38│Comments(0)安心・安全
 
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