2010年08月07日
海兵隊員による傷害致傷、わいせつ事件への抗議行動

8月4日未明、20代の女性が帰宅した後ろから米兵に押し入られて、
女性が大きな声で助けを呼び、激しく抵抗をして逃げ出した米兵を
近所の人が110番通報をして現行犯逮捕に至った事件でした。
基地と隣り合わせでもない、那覇市の住民地域で起きた事件は、米兵犯罪が
沖縄のどこにでも起こりうること、県内のどこにも安全に生活できる場は
なくなってきたという、言い知れない恐怖を広げました。被害女性への
ていねいで十分な被害補償や対応を求めて抗議と要請をしました。
日本政府や沖縄県が、復帰から5600件に及ぶ米兵犯罪に対して、
「綱紀粛正」、「再発防止策」を申し入れてきたが、犯罪は繰り返されてきた
犯罪根絶には、海兵隊の撤退、撤去しかないと申し入れました。
そもそも海兵隊は、攻撃出撃の殴りこみ部隊です。日常的に殺人の訓練を
行い、イラクなどに戦闘に行く軍隊が、人権や人の命を大事にすることを
学べるはずもないし、そんな事をしたら軍隊ではなくなります。
事件は悪質、犯罪防止のための教育が足りないなどと防衛局や、
沖縄大使が発言しても、言い逃れでしかありません。
実効ある事件、犯罪根絶策を示してもらいたいものです。
私は、今回の事件は、犯人が現行犯逮捕をされながら、キャンプキンザー所属
であることを隠して岩国基地所属だと虚偽の主張をしていること、
犯行を否認していることに、新たな、問題を感じています。
米兵の犯罪はなくせないことを承知している米軍が、犯行後に
犯行を否認すること、基地への逃げ込みなどの対処策を講じている
のはないかと懸念しています。沖縄大使は、「私の知る限りでは承知していない」
と発言していましたが、追及の必要があります。
20代の被害者がこれから生涯にわたって事件を背負って
いきていかなければならない、こんな悲惨なことはもうやめさせなければ
なりません。海兵隊の撤去を強くすすめていきます。
Posted by すみえ at 15:29│Comments(0)
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