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2011年07月20日

泡瀬干潟埋め立て許可の取り消しを

泡瀬干潟埋め立て許可の取り消しを昨日、沖縄県が、沖縄市から申請された泡瀬干潟埋め立てを
許可した報道を受け県議団で、許可の撤回を求めて
上原副知事に申し入れました。

今、国会でも、浦安市など埋め立て地の液状化問題が大論争されています。
19300人が液状化の被害を受けて、健康被害や、建物再建の
問題をどうするのか。埋め立てられてしまったところが悲惨な状況にあるとき、
新たな埋め立て推進に納得をえることはできません。

沖縄県は、1972年復帰以来、八重瀬町に匹敵する26.9平方キロ
の面積が埋め立てられ、全国3位の埋め立て率となる、豊かな自然、
海岸線が壊され続けてきました。

広大な埋め立て地の土地が売却できず、雑木が生い茂っているため、
自治体の一般財源から、埋め立て経費の借金払いを続けているのは
沖縄県もしかりです。

泡瀬埋め立ては経済合理性を厳しく検証するように高等裁判所でも
判決が確定しています。

今回の埋め立て申請は、液状化問題を検討したものでないと副知事は
回答しています。県が、たとえ埋め立て推進であっても、
液状化問題に十分に耐えることができるかどうか、検討を加えて

問題なしとなったかどうか、検討することが
最低限の許可権者の責務ではないでしょうか。

沖縄県の埋め立て先にありきの経済合理性の検証も
でたらめな埋め立て許可は、将来に禍根を残すものです。


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