嘉手納基地でのパラシュート降下訓練やめよ

すみえ

2011年05月24日 23:06

嘉手納基地でのパラシュート降下訓練が2月に続いて5月20日に
事前通告なしに行われ、県民の怒りをかいました。

2月には米軍は、伊江島が天候不良のため、事前に通告して嘉手納訓練となった。
と弁解をしていたのに、今回の米軍声明では、「伊江島での天候が
嘉手納で訓練する要因ではない。
嘉手納基地は、日本政府が了承した降下地帯」だと、
訓練の正当性を主張していることは、重大で見逃せません。

伊江島でのパラシュート訓練が思うようにできないから、
嘉手納基地で即応訓練を行った。と、日本政府が認めているから
これからは嘉手納基地で訓練を行うという開き直りを許してはなりません。

住民地域で1000メートルの上空、雲の間からパラシュートで
米軍が降下したのを目撃した住民は、住宅密集の生活地域
で大変な危険を感じています。

共産党の抗議と中止要請を受けて、外務省沖縄大使は,SACO合意の趣旨から
嘉手納ではやらないと理解している。嘉手納での訓練は、「極めて限定的、例外的、小規模」
のものである。と回答したのに、私が
極めて限定的の内容、例外的の内容の説明を求めたら、政府に照合する。と回答。

嘉手納は日本政府が了承した降下地帯だと米軍が明言している根拠は何か、
密約があるのではないか。と嘉陽団長に追及され、樽井大使は、
すぐにこたえられない。と回答不能でした。

 今回の訓練が、普天間基地の海兵隊がヘリから降下して、
嘉手納基地の空軍が一体になったもので、宙づりになって一人を抱き
かかえる危険な訓練もなされ、

海兵隊と空軍混成の
特殊部隊による侵攻作戦の訓練場にされようとしていることも
危惧されます。中止の声を上げましょう。

午後は、県知事への抗議と中止申し入れも行いました。

 





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