F15戦闘機の墜落に抗議
昨朝嘉手納基地所属のF15戦闘機が、本島東から59kmの海上に墜落した
ニュースに激震が走りました。
マグロやソデイカ漁で、各地から漁船が出ていた好漁場の近くに
制御不能になった戦闘機からパイロットが脱出して墜落に至っています。
漁師の恐怖は計り知れません。最高速度で訓練中の戦闘機が数分間、
いえ数秒間で100kmの距離はいとも簡単に、どこに墜落するか知れません。
県民も墜落の恐怖にさらされているのです。
日台漁業協定によって西の漁場を放棄して、漁場を狭められた
漁師には、危険な海域での操業が困難になるかもしれない、生命も生活もかかった
重大事故です。
共産党は県議団と市議ともに、外務省、沖縄防衛局に抗議をしました。
両者ともに、米軍から「パイロットは脱出した。原因究明中、29日は飛行中止する」
という報告をうけたなど米軍メッセンジャーの回答に終始したため、
堪忍袋の緒が切れました。
一歩間違えば大惨事、県民の不安払しょく、生命の安全を守る立場で
米軍に物が言えない対米従属があまりにもひどい。
米軍に、原因究明まで飛行禁止の申し入れを行うよう強く求めました。
基地の大本日米安保条約あるかぎり、沖縄県民は安心した日々を
送れません。写真は外務省の要請です。
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